サンスクリーン剤の上手な使い方 | 札幌市中央区の皮膚科なら宮の森スキンケア診療室

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院長ブログ

サンスクリーン剤の上手な使い方

どんなに優れたサンスクリーン剤を購入しても、上手にそして効果的に使わないと意味がありません。
一番大切なことは、必要な量を使用すること、そしてムラなく塗ることです。

<顔、首>
真珠の大きさ程度(径7ミリ程度)の量のクリームを指先あるいは手のひらに取ります。
その量を、顔全体に均等にのばすことができるように計5か所(例えば額・両頬・鼻・顎)程に置きます。
そして指の腹で顔全体に行きわたるように塗り広げます。
首は真珠の大きさ程度の量を前と後ろの計2か所に置き全体になじませます。
顔も首もやや白く見えるくらい塗るのが適量です。
両頬辺りが一番紫外線の影響を受けて日焼けしやすいので、しっかり塗る必要があります。
髪の生え際、鼻翼(小鼻)、まぶた、耳、うなじ、に塗るのを忘れやすいので注意してください。
特に耳の塗り忘れは多い印象があります。

<腕>
サンスクリーン剤を直接肌の上に直線状に延ばし、指先で円を描くようにらせん状に広げます。

<からだ(海水浴やプール等)>
必要に応じて適量をしっかり塗ります。
手や足の甲、体の側面、膝の裏に塗るのを忘れやすいので注意してください。

<塗りなおしの必要性>
一度塗ったらずっと効果が薄れないわけではありません。
汗やこすれで落ちてしまいます。
効果を維持するために3~4時間おきに重ね付けする必要があります。
メイクがくずれてきたら、ティッシュなどで軽くおさえて、サンスクリーン剤を塗りその上にファンデーションを重ね付けしてください。

<落とすことも大切なスキンケア>
サンスクリーン剤は石鹸などの洗顔料だけでは落ちません。
特にクリーム剤はクレンジングを使用しないと肌に残ってしまします。
肌にサンスクリーン剤が残っていると肌荒れや皮膚炎の原因となります。
必要なくなったら速やかにクレンジングをして洗い流しましょう。
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<17/04/2023 札幌市 中央区 皮膚科 宮の森スキンケア診療室>