夏休みに入りました。キャンプに海水浴にとこれから虫刺されの季節です。
蚊やブユは代表的な吸血性昆虫ですが、ヌカカをご存知の方は意外と少ないのではないでしょうか。
蚊は言わずと知れたところなので、説明を省きます。
ブユは3~5ミリほどでハエ目ブユ科の吸血性昆虫です。刺されると強い痒みを伴いかなり腫れます。
刺された直後は出血を伴うことが多いです。
同じハエ目ですが、ヌカカ科のヌカカは体長1~2ミリで非常に小さいです。
小さいゆえについつい無警戒になってしまい、後になって腕や脚に大量に刺されているのに気付くことが多いです。
非常に痒いです。特にアレルギー体質の人は、赤く腫れて腕や脚がむくむことがあります。
蚊やブユ、ヌカカなどの虫刺されは、痒いからといって掻き続けていると難治性の結節性痒疹となることがあります。
早いうちに治療するのが大切です。
虫刺されの季節です。ヌカカに注意。(皮膚科情報)