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食品安全委員会からの「健康食品」に関する報告書が出ました。

食品安全委員会とは内閣府の機関で、食品安全基本法に基づいて食品安全行政を行う機関です。
最近の健康志向や長生きに対する関心が高まっていることから、「健康食品」がもてはやされています。
しかしながらこれら健康食品は、医学的根拠に乏しいものもあり、また安全性や有効性が確立してないものが多く存在するのも事実です。
結果的に健康被害が起きることもあります。しかもこういった情報があまり明らかにされないのも事実であり、これら健康食品のリスクに関する情報を十分に私たちに知らされていないまま、摂取している現実があります。
そこで食品安全委員会はこのたび、健康食品を摂るかどうかを判断する際に、知っておいて欲しい注意事項を挙げました。
以下に要点を挙げます。
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①「食品」であっても安全とは限らない。
 健康被害のリスクは常にあること。「天然」「ナチュラル」「自然」と謳われたものが安全とは限らない。
②多量に摂ると健康を害するリスクが高まる。
③ビタミン・ミネラルをサプリメントで摂ると過剰摂取のリスクがある
 通常の食事をしていればビタミン・ミネラルの欠乏症が問題となることはまれであり、ビタミン・ミネラルをサプリメントで補給する必要性を示すデータは今のところない。セレン、鉄、ビタミンA、ビタミンDの散り過ぎには要注意。
④「健康食品」は医薬品ではない、品質の管理は製造者任せ。
 病気を治すものではないので、自己判断で医薬品から換えるのは危険。品質が不均一、表示通りの成分が入っていないなど、問題ある製品もある。
⑤誰かにとって良い「健康食品」があなたにとっても良いとは限らない。
 摂取する人の状態や摂取量・摂取期間によって、安全性や効果も変わる。口コミや体験談、販売広告などの情報を鵜呑みにせず、信頼のできる情報をもとに、今の自分とって、本当に安全なのか、役立つのかを考えるべき。
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なるほど以上の通りだと思います。
盲目的に健康食品やサプリメントを信じ切っている方が多くいます。
今一度、食品安全委員会の忠告に耳を傾けてはいかがでしょうか。